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防災イベント「おしゃれとサステナブルが命を守る!」開催しました。

もうすぐ「3.11」

東日本大震災から12年。
とりわけ今年は関東大震災100年記念の年です。

ひょんなご縁から、私は

「災害食料理」のレシピを開発することなりました。

さらにそのご縁は広がってゆき、

料理家という立場でありながら、

防災イベントを主催することになりました。


しかも、パンフレットには

内閣府関連行事のロゴをつけて下さいと

ご依頼頂き、びっくり嬉しいハプニングも!






もしも災害が起きてしまったら…。

もしかすると大切な人を失くしてしまうかもしれない。

大事にしていたものも壊れてしまうかもしれません。


とりあえず命だけは守れたとして、

人は「ごはん」を食べなければ生きられません。


気持ちが落ち込んでご飯を食べたくないかもしれない。

とても寒い日が続くかもしれない。

食べ慣れないレトルトや防災食の毎日に

嫌気がさしてしまうかもしれない。

避難所は殺伐とした雰囲気かもしれない。

子連れの親が子供を自由に生活させてあげられなくて、

毎日頭を下げて過ごす毎日が続いてしまうかもしれない。


こんな辛い情景が、私の頭の中に次々と浮かびました。


私は運良く被災したことがありませんが、

料理家として、お料理でこのような辛い気持ちを

少しでも和らげることは出来ないだろうか?

と考えました。


暖かいものを食べると、人は「ほっ」とできるので、

カセットコンロを使って、温かな食事を作る。




停電してしまったら、冷蔵庫の中身を2,3日で

食べ切ることに追われるのだそうです。


 食材は買い足せないので、目の前にあるものを使って、

できるだけ健康を保てる、しっかりとした食事

を作ることが肝心です。



ずっと避難所にいると自分の家に帰りたくなると思います。

少しでも家庭の味を楽しむことができたら、

きっと気持ちが落ち着くのではないか。


避難所で暇を持て余す子供達が、

少しでも楽しくて、おいしい時間を過ごせるように。

遊び心を加えたお料理で、1秒でも長く笑顔でいられるように。


あれこれ考えて生まれた「災害食料理」。




「防災」を行政に任せきりではなく、

自分事として捉えて欲しい。


防災は大切だと頭ではわかっていても、

あまり興味が沸かない人が多いように感じられます。


だから、おしゃれで楽しいイメージに変えて、

思わず災害に備えたくなってしまうような

情報やノウハウを提供したい。


こんな色々な思いをギュッと詰め込んで、

今回のイベントを開催することにしました。



また今回は「茅ヶ崎・陸前高田・函館」の3会場を

オンラインで結ぶことを試みました。

おかげさまで、全国各地から37名の方に

ご参加頂くことができました。




講師の話にウンウンとうなずいて下さる方。

一緒に笑ってくれた方。



熱心にメモを取られた方。

お料理が美味しかったから「作ってみます!」

と言って下さった方。




参加費がもう少し高くてもいいのでは?

と言ってくださった方。

感動した!と話してくださった方。




まだまだ足りないことはたくさんありますが、

たくさんの方に楽しんで頂けたようで

開催した甲斐がありました。



これからもお料理で幸せを作れる人を

増やせるように活動していきたいと思います。

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